北海道冬のシーン


北海道は雪降る冬に様々なイベントが催されます。札幌市の中心を通る大通り公園でも、毎年冬には2つの大きなイベントが開催され、たくさんの観光客に賑わいます。1つは、12月の約1ヶ月間に渡って行われるミュンヘンクリスマスです。札幌市はドイツのミュンヘン市と姉妹提携を結んでおり、クリスマスシーズンになると、それをちなんでミュンヘンクリスマスが行われるわけです。出店は、日本の出店とは一味も二味も違っており、ドイツのお菓子やソーセージ、雑貨などが並びます。外国に来ているような気分になって楽しいです。また、ゴスペルなどのステージが毎日行われ、大通り公園に美しい歌声が響きます。また大通り公園の中央には大きなツリーが飾られ、夜になるときれいなイルミネーションが一斉に輝きます。

2月になると、全国的にも有名な雪まつりが行われます。その準備にために、1ヶ月ほど大通り公園は閉鎖状態になります。雪まつりでは巨大な雪像が並びます。奥行きをつけた立体感のある雪像は、毎年多くの人達の足を釘付けにします。また2012年では雪像に光や映像を投射するという新しい試みが行われ、大きな話題となりました。雪まつりの開催期間はわずか一週間ですので、見逃してしまうことのないようにしたいですね。

また北海道旅行となると車で各地を回るの理想的ですが、冬の北海道旅行となると雪国の運転になれていない方はやはり危険です。その上土地勘がないと思わぬ事故につながりかねません。これらの事からも冬の北海道旅行を楽しみたいならバスなどの観光ツアーがお勧めです。またご存知の通り北海道は広いので、次の観光地に向かうのに移動距離がとてつもなく長いこともしばしば。