北海道が主催するご当地検定のことを指しています。この地域には毎年多くの観光客が訪れていますが、現在よりもさらにこの地域の観光事業を発展させていくには、この地域の各地に存在するガイドおよび観光業従事者のみならず、北海道全体のホスピタリティを向上させていく必要があります。この検定試験は、北海道内各地の観光業に携わる方々をはじめとする北海道の各地域の皆さまが、その地域の知識のみならず、北海道に関する幅広い知識を持って、北海道を訪れる観光客の皆様を温かく親切にもてなすおもてなしの心を持っていただきたいということを願い、そしてそのようなその人材の育成を目指して検定を実施しています。

実際の試験は全道の各商工会議所で開催されています。問題は50問、試験時間は90分で行われます。公式テキストが存在し、出題はこの範囲の問題となっています。また、一部応用力を問う問題が出題されます。各問題では、全道の基礎情報や歴史を始め、美しい自然、観光地などに関するさまざまな知識が問われます。合格は70店以上となります。なお、試験前には有料でこの検定の受験対策セミナーも開催されています。検定に合格すると、合格証書、カード、微章の3点を与えられるととも、このご当地検定の称号が与えられます。